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【2024年最新版】歯科衛生士の国家試験とは?最新の合格率もチェック!

歯科衛生士の国家試験の内容とは?試験の概要と合格への対策をチェック!

歯科衛生士になるためには、歯科衛生士の養成機関(専門学校、短期大学、大学)で、歯科衛生士として求められる知識や技術を習得して、国家試験の受験資格を取得する必要があります。
そして年1回行われる国家試験に合格して初めて、歯科衛生士になることができます。

今回は、歯科衛生士の国家試験について気になる点や皆さんの疑問を解消していきます。

歯科衛生士を目指すうえで国家資格の取得は絶対に欠かせないので、必要な内容と対策方法をしっかり把握しましょう。

 

歯科衛生士の業務内容について

歯科衛生士は、患者さまに対して歯科予防処置・歯科保健指導・歯科診療補助などの歯科医療業務を行う専門職です。

仕事内容は大きく分けると三つあり、三大業務といわれます。

●歯科予防処置
歯や歯肉の状態の確認や、器具を使って歯石を取ったりむし歯予防のために歯に薬を塗ったりします。

●歯科保健指導
保育所、幼稚園、小学校などで歯みがきの方法を指導します。最近では老人ホームなどでも活動することがあります。

●歯科診療補助
歯科医のパートナーとして、患者様のお口の中を触ることが出来る歯科衛生士が診療のサポートをします。

 

歯科衛生士の国家試験とは?

歯科衛生士の国家試験とは?

歯科衛生士の国家試験は、厚生労働省医政局が監修し、財団法人歯科医療振興財団が実施しています。

毎年3月に全国の主要都市で開催され、合格率は95%前後と比較的高い数字になっています。

過去5年間の合格率は令和2年が94.3%、令和3年が93.3%、令和4年が95.6%、令和5年が93%、そして令和6年が92.4%と推移しています。

令和6年(令和6年3月3日実施)の第33回歯科衛生士国家試験では、受験者7,950名に対して合格者7,346名でした。

歯科衛生士の国家試験に合格すると、指定機関への登録・申請を行い、歯科衛生士免許書が交付されます。

歯科衛生士は求人数が多く、社会的な需要は高いですが、国家資格を持っていることが採用条件となっているため、年1回しかない国家試験への合格が必須です。
養成機関に入学後から、国家試験に合格するまでの準備をしっかり整えておくことが重要です。

歯科衛生士の受験資格と試験日程・受験会場

歯科衛生士の受験資格と試験日程・受験会場

歯科衛生士は誰でも受験ができるわけではなく、受験資格を有している方しか受けることができません。
具体的には、下記のいずれかの要件を満たしている必要があります。

(1)文部科学大臣の指定した歯科衛生士学校を卒業した者(試験日までに卒業する見込みの者を含む。)
(2)都道府県知事の指定した歯科衛生士養成所を卒業した者(試験日までに卒業する見込みの者を含む。)
(3)外国の歯科衛生士学校を卒業し、または外国において歯科衛生士免許を得た者であって、厚生労働大臣が(1)または(2)に掲げる者と同等以上の知識および技能を有すると認めた者

専門学校や大学などの養成機関で3年または4年間のカリキュラムをきちんと受講した方でないと受験ができないというわけですね。

歯科衛生士の試験は毎年3月上旬の日曜日に実施され、合格発表は3月下旬となります。
年1回しか受験機会がないため、きちんと準備を行っておく必要があります。

また、歯科衛生士の国家試験は全国の主要都市(令和6年は北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県)で受験できます。

参考までに、令和6年の第33回歯科衛生士国家試験会場と試験日は下記となっております。

試験日:令和6年3月3日(日)

北海道:天使大学
宮城県:TKPガーデンシテイPREMIUM 仙台西口(ソララプラザ)
東京都:大妻女子大学(千代田キャンパス)
新潟県:日本歯科大学新潟生命歯学部
愛知県:名古屋女子大学
大阪府:(第一会場)天満研修センター(第二会場)TKPガーデンシテイ大阪梅田
広島県:広島工業大学専門学校
香川県:香川短期大学
福岡県:九州産業大学
沖縄県:国際電子ビジネス専門学校

会場は変更になることもありますので、事前に確認しておきましょう。

 

また、試験科目、受験資格は以下のとおりです。
試験科目
人体(歯・口腔を除く。)の構造と機能、歯・口腔の構造と機能、疾病の成り立ち及び回復過程の促進、歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み、歯科衛生士概論、臨床歯科医学、歯科予防処置論、歯科保健指導論及び歯科診療補助論

受験資格
(1)文部科学大臣の指定した歯科衛生士学校を卒業した者(令和6年3月15日(金曜日)までに卒業する見込みの者を含む。)
(2)都道府県知事の指定した歯科衛生士養成所を卒業した者(令和6年3月15日(金曜日)までに卒業する見込みの者を含む。)
(3)外国の歯科衛生士学校を卒業し、又は外国において歯科衛生士免許を得た者であって、厚生労働大臣が(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めたもの

歯科衛生士の試験形式と過去問題をチェックしよう

歯科衛生士の試験形式と過去問題をチェックしよう

歯科衛生士の国家試験の試験形式はマークシートによる多肢選択方式です。
試験は1日で行われ、午前2時間半、午後2時間半で、合計220問を解くことになります。

合格基準は合格発表後に掲示されますが、全体を通して6割以上を取っておかないと、その時点で不合格となってしまいます。
なお、令和3年の第30回では、1問題1点の合計215点満点で、129点以上の方が合格となりました。

試験科目は下記の9つの科目に渡っており、歯科衛生・口腔保健について複合的な知識が求められます。

1.人体(歯・口腔を除く)の構造と機能
2.歯・口腔の構造と機能
3.疾病の成り立ち及び回復過程の促進
4.歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み
5.歯科衛生士概論
6.臨床歯科医学
7.歯科予防処置論
8.歯科保健指導論
9.歯科診療補助論

ここまで国家試験の概要をご説明してきましたが、「じゃあ具体的にどんな問題が出るの?」ということは気になりますよね。

今回は過去に実際出た問題をいくつかピックアップしてみましたので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

歯科診療補助論25回問題
25-午後96

局所麻酔の説明で正しいのはどれか、2つ選べ。

[a]表面麻酔は薬剤の塗布により知覚を麻痺させる。
[b]浸潤麻酔は噴霧により粘膜最表層に浸透させる。
[c]伝達麻酔は神経幹の近傍に注射し作用させる。
[d]歯根膜内麻酔は急性歯周炎の部位に注射し作用させる。

▼正解
a,c

歯科保健指導論 29回問題
29-午後87

36歳の男性。ブラッシング時の出血を主訴として来院した。歯科医師より歯科保健指導を指示された。職場の人間関係がストレスの原因になっているという。
ストレスコーピングに関する指導内容で適切なのはどれか。1つ選べ。

[a]転職してみてはいかがでしょうか。
[b]親しい友人に相談してみてはいかがでしょうか。
[c]運動と趣味の時間を作ってみてはいかがでしょうか。
[d]専門医に薬を処方してもらってはいかがでしょうか。

▼正解
c

歯科予防処置論23回問題
23-午後79

プロ―ビングから得られる情報でないのはどれか。

[a]歯間離開度
[b]歯肉縁下歯石の有無
[c]根分岐部病変の存在
[d]アタッチメントレベル

▼正解
a

新東京歯科衛生士学校の国家試験合格サポートシステム

新東京歯科衛生士学校の国家試験合格サポートシステム

歯科衛生士の国家試験は、毎年高い合格率が出ているとはいえ、しっかり勉強しておかないと年1回のチャンスで失敗してしまうこともあります。

新東京歯科衛生士学校では、学生が合格できるための国家試験対策が充実しています。

実際に2024年3月卒業生実績では、全国No.1の合格者数142名を輩出し、合格率97.9%と全国平均より大幅に高くなっております。
なぜ新東京歯科衛生士学校だと国家試験に合格できるのでしょうか。

その理由は、確かな実績に基づき、国家試験対策を行っているからです。

新東京歯科衛生士学校の国家試験対策授業は、1年生の学習内容から復習します。
また、歯科教育40年で蓄積されているノウハウを活かしたオリジナルの模擬試験などを繰り返し学ぶことで、合格を目指します。

試験問題をしっかり分析した教員が、学生一人ひとりの理解度に合わせて個別指導を行うので、勉強が苦手な方でも合格できるようにサポートしていきます。

さらに、新東京歯科衛生士学校は、全国に82校ある滋慶学園グループに所属しており、そのうち7校ある歯科医療系のグループ校が連携し、国家試験対策の『オリジナル教材』も作成しています。

また、新東京歯科衛生士学校には、「新東京スマホキャンパス」とういうシステムがあります。過去問題なども全て「新東京スマホキャンパス」に入っているので、スマホを使って空き時間に自分のペースで勉強することも可能です。

入学が決まった方から特別授業を開始し、一人ひとりにあった勉強方法を見つけ、国家試験に向けてサポートを行います。

点数が伸び悩んでいる学生には個別サポートも行います。

書いて覚えるタイプか、聞いて覚えるタイプかなど、個別の勉強方法で指導することで、より理解度が深まります。

こういった国家試験対策サポートシステムがあるからこそ、新東京歯科衛生士学校では、毎年高い国家試験の合格率が出せています。

新東京歯科衛生士学校の卒業生体験談

実際に、国家試験対策サポートシステムを利用して、合格した卒業生の体験談をご紹介します。

2018年卒業 Fさん
「私に合った勉強方法を見つけてくれた!」

私は勉強が本当に嫌いで(笑)。勉強方法もまったく分からなかったのですが、何が分からないのかを「自分ノート」にまとめて、納得するまで先生に説明してもらいました。
信頼できる先生や友人がいたから国家試験に合格できたと思っています。

どうしても点数が上がらなくて焦っていたときがあったんですけど、先生に「大丈夫!ここから絶対上がるから、やるしかないの!」と励ましてもらいました。
先生の「大丈夫!」の言葉が嬉しかったです。

2018年卒業 Yさん
「先生のおかげで分かることがどんどん増えた!」

国家試験対策講座や自主学習を通して、押さえておくべき重要ポイントが分かりました。
苦手分野をピックアップしてくれる特別講座もとてもありがたく、理解が深まりました。

先生の解説は、難しい分野を簡単な表現で教えてくださるので、頭にすっと入ってきました。
そのおかげで、どんどん分かることが増えてきました。

新東京歯科衛生士学校は、先生と二人三脚だからこそ、国家試験の合格をつかむことができます。

まとめ

新東京歯科衛生士学校の卒業生体験談

歯科衛生士の国家試験について説明してきましたが、年1回のチャンスでしっかり合格するには養成機関での学びをどれだけ自分に定着できるかが重要なポイントです。

新東京歯科衛生士学校は、国家試験に合格するためのサポートシステムが充実しています。
勉強が苦手な方でも、一人ひとりにあった個別指導を通して、国家試験の合格を目指すことができます。

「歯科衛生士になりたい!」と考える方は、ぜひ新東京衛生士学校で一緒に合格を勝ち取りましょう!

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