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情報公開

INFORMATION

情報公開

更新日:2024年6月17日

(1)学校の概要、
目標及び計画

1.学校の理念と教育目標、教育・運営方針

● 教育目標

新東京歯科技工士学校と新東京歯科衛生士学校は、歯科医療に必要な知識・技術・態度を身につけた歯科医療専門人材を養成します。特にキャリア教育に力を注ぎ、人々がいきいきと、健康で暮らすことができる社会の実現に向けて歯科医療業界と直結した職業人教育を実践します。

● 建学の理念(教育の基盤)、教育方針、評価の基準

建学の理念(教育の基盤)、教育方針、評価の基準

● 滋慶学園のミッションとビジョン、3つのポリシー

滋慶学園のミッションは、職業人教育を通じて社会に貢献することです。
滋慶学園のビジョンは、3つの建学の理念(実学教育、人間教育、国際教育)を実践し、4つの信頼(学生・保護者からの信頼、高等学校からの信頼、産業界からの信頼、地域からの信頼)を得ることです。このミッションとビジョンに従い、滋慶学園の3つのポリシーを策定しました。

<ディプロマポリシー>
滋慶学園は、「建学の理念」と「4つの信頼」に基づいて、「即戦力となる学生を育成し、社会に貢献することを最終目標」とし、特定の職業に従事するために必要な技術・知識、態度、考え方をもった学生を社会・業界に送り出すこととしています。卒業までに身につけるべき資質を以下に示します。

・学内における様々な教育プログラムを通じて社会人基礎力が培われている。
・産業界との連携により職業人・業界人としての人間力を、また社会人としての身構え、気構え、心構えを身につけている。
・職種に応じ必要とされる知識・技術、国家資格等を取得することで身につけている。
・他者や異文化に対する理解を深め、自らの見解と高い視野を備えた国際感覚を身につけている。

<カリキュラムポリシー>
滋慶学園は、「建学の理念」と「4つの信頼」を実現するために、「専門職業教育」と「キャリア教育」を体系的に一体化した職業人教育のカリキュラムと、海外研修等の国際教育を通じ国際感覚を身につけるプログラムを提供します。プログラムの柱を以下に示します。

・産学連携による実習を重視したカリキュラムやインターンシップ等を提供します。
・入学者一人ひとりの人間的成長とキャリア設計を支援します。
・グローバル化の中、国際人としての基礎プログラムを提供します。
・基礎学力の向上を図るプログラムを提供します。

<アドミッションポリシー>
滋慶学園の「建学の理念」と「開校の目的」に共感できる入学者を国内、国外問わず受け入れます。
求める人材像を以下に示します。

・目的、目標を持ち社会に貢献したいと考える人。
・仕事観、勤労観を備える人。
・自ら学ぶ姿勢と自己の課題を発見し解決するなど、キャリア意識を備える人。

2.所在地、連絡先等

所在地:東京都大田区大森北1-18-2
連絡先:事務局TEL 03-3763-2200/
Email dh@ntdent.ac.jp

3.学校の沿革、歴史

1980年 財団法人歯研会設立
1983年 新東京歯科衛生士学校開校(定員40名 総定員80名)
1985年 新東京歯科衛生士学校定員増加(定員80名 総定員160名)
1986年 学校法人歯研会学園設立設置者を学校法人歯研会学園に変更
2003年 歯科衛生士科Ⅱ部(夜間部)開講(定員40名 総定員120名)
2006年 歯科衛生士科Ⅰ部・Ⅱ部ともに新学科課程に移行
歯科衛生士科Ⅰ部を2年制から3年制へ変更
2008年 滋慶学園グループに加入
2012年 歯科衛生士科Ⅱ部定員増加(定員80名 総定員240名)
2013年 歯研会学園はじめ、日野学園、東京生命科学学園、赤堀学園が合併し学校法人東京滋慶学園として発足
2014年 東京都品川区南大井4丁目20番2号より、東京都大田区大森北1丁目18番2号へ校舎移転
2015年 歯科衛生士科I部・Ⅱ部 職業実践専門課程に認定

(2)各学科等の教育

1.各学科の入学定員、養成目的、教育の詳細情報(教科課程・シラバス)

2024年4月1日現在

課程 昼夜
年限
学科名 入学定員・養成目的・教育の詳細情報
歯科衛生士
専門課程
(医療関係)
昼間
3年制
歯科衛生士科
Ⅰ部
入学定員 80
養成目的 社会人基礎力とコミュニケーション力を兼ね備え、歯科医療チームの一員として活躍できる歯科衛生士となる。
教育の詳細情報 歯科衛生士科Ⅰ部 授業科目一覧
歯科衛生士科Ⅰ部 シラバス
歯科衛生士
専門課程
(医療関係)
夜間
3年制
歯科衛生士科
Ⅱ部
入学定員 80
養成目的 社会人基礎力とコミュニケーション力を兼ね備え、多職種と連携して活躍できる歯科衛生士となる。
教育の詳細情報 歯科衛生士科Ⅱ部 授業科目一覧
歯科衛生士科Ⅱ部 シラバス

2.学校の3つのポリシー

<ディプロマポリシー>
本校は、産官学連携・協同プログラムを中心に据えた歯科医療教育を通じて、医療業界で活躍できる歯科専門人材ならびに国際社会で貢献できる人材を育成します。
また、学則で定める成績評価に基づき所定の授業科目を修了し、以下の適応力を身につけた学生に対して卒業を認定します。

1. 学内の教育プログラムや学外現場実習において、社会人基礎力を身につけている
2. 国家資格に合格できる知識と技術を身につけている
3.患者等の対象者だけではなく、関連する職種間で必要なコミュニケーション力を身につけている
4.歯科専門人材として、社会に貢献しようとする意識を身につけている
5.他者や異文化に対する理解を深め、自らの見解と高い視野を備えた国際感覚を身につけている

● 取得可能な称号

専門士 歯科衛生士専門課程(医療関係) 歯科衛生士科Ⅰ部(修業年限3年)
専門士 歯科衛生士専門課程(医療関係) 歯科衛生士科Ⅱ部(修業年限3年)

<カリキュラムポリシー>
「建学の理念」、「4つの信頼」を基盤としたディプロマポリシーを達成するために、「専門職業教育」および「キャリア教育」を二本柱として体系化された「職業人教育カリキュラム」、ならびに「国際教育プログラム」を提供します。
なお、プログラムの特徴を以下に示します。

1.歯科衛生士に指定された専門基礎科目、専門科目に加え、多職種と連携が出来る科目を提供します。
2.歯科専門人材としての知識や技術、そして意識や態度を醸成するために産学連携による実習教育を提供します。
3.確実に国家資格を取得し、卒業後のキャリア開発への向上心を持続できるよう、入学時から基礎学力の向上を図るプログラムと、自ら主体的に考える力を養う能動型の授業(アクティブラーニング等)を提供します。
4.キャリア設計の支援プログラムと、海外研修を中心とした国際教育プログラムを提供します。

● 教育システムとカリキュラム体系

フロー教育システム

● キャンパス・設備、学びの特長

● 教育スケジュール

<アドミッションポリシー>
本校の「建学の理念」および「教育目標」に共感できる入学者を受け入れます。
なお、求める人物像を以下に示します。

1.医療分野の関連科目を修得しようとする強い目的意識と、目標達成のために自ら学ぶ姿勢を持つ人
2.チャレンジ精神を持って、将来歯科医療分野で活躍し、社会に貢献したい人
3.コミュニケーション力と、グローバルな視点を持ち、国際社会で活躍を希望する人
4.自己の課題を発見し解決しようとするキャリア意識を持つ人

入試に関する規定・情報

3.各学科における成績評価、修了・卒業の認定、定期試験、成績分布(GPA)に関する規定

4.学習の成果として取得を目指す資格、過去3年間の実績

資格名 認定団体 年度 合格者数 受験者数 合格率 全国平均
歯科衛生士 厚生労働省
(国家資格)
2023年度 142名 145名 97.9% 92.4%
2022年度 153名 157名 97.5% 93.0%
2021年度 148名 149名 99.3% 95.6%

5.卒業者数、卒業後の進路

2023年度(2024年3月31日現在)

学科 卒業生数 就職希望者数 就職者数 希望者就職率
歯科衛生士科Ⅰ部
歯科衛生士科Ⅱ部
146名 136名 136名 100%

主な進学実績:新潟大学歯学部口腔生命福祉学科

(3)教職員

1.学校長

学校長:宮﨑 隆
略 歴:歯学博士、歯科医師、昭和大学副学長、日本学術会議連携委員、一般社団法人日本歯科医学会連合副理事長

2.理事名簿

3.教職員

当校には専修学校設置規定並びに歯科技工士養成施設指定規則に基づき、下記の教員を配置しております。

2024年5月1日現在

学校長・副校長 教員(専任) 教員(兼任) 事務職員・学校医
2名 14名 87名 6名

(4)キャリア教育・
実践的職業教育

1.本校のキャリア教育について

● 本校のキャリア教育の考え方

キャリアとは平たく述べると、一生涯の中で社会や仕事に関わることで身につけた考え方や見方、あるいは行動などを意味するものです。例えば、小さい頃に受けた親の躾や小学校で覚えた社会のルールなども後に自分の基盤となるわけですからキャリアと呼べるのです。
そういった意味から考えると入学前の学生にしてもキャリアを持ち合わせているのだということになります。個人差はあるにしろ、その人なりにキャリアアップをしてきた結果として今に至っているわけです。
このような学生それぞれが持ち合わせているキャリアを職業へと繋げていくことに特化させる取り組みがキャリア教育です。

その働きや目的別に次のように分類します。

1. 【キャリア形成】段階
入学前から、体験授業を通じて自分の好きなこと、得意なことなど、職業観を養い将来像と目標を形成していく
2. 【キャリア設計】段階
職業人としての専門性とマネジメント力を養成する
3. 【キャリア開発】段階
卒後に更なるステップアップを目的として、スキルアップや資格取得などを行う

以上のように分類するとキャリアとは、生まれてから一生涯続いていくものであると言えます。
したがって職業へと繋げていくキャリア教育は、部分的なものではなく、一連の連鎖を意識したフロー教育でなくてはなりません。目の前の学生像と社会から求められている人材像との差を教育的課題として、日々の授業実践を通じて達成させていく。社会に照準を合わせて、個々の学生が既に持ち合わせているキャリアを連続的にスキルアップ、ブラッシュアップさせていく取り組みをキャリア教育と定義づけております。

本校のキャリア教育体系図
本校のキャリア教育体系図

2.キャリア教育への取組状況

本校では、入学前(キャリア形成)から在学中(キャリア設計)そして卒業後(キャリア開発)まで一貫したキャリア教育を実践しております。担任制による万全な支援体制で、専門技術・知識はもちろんのこと「身構え、気構え、心構え」が身に付いた職業人を養成しています。

【事例1】小学校実習
【事例2】ITリテラシー試験(年1回) ITのモラル・マナーの理解度チェック

3.実習・実技等の取組状況

歯科衛生士の多くは歯科医院で働いています。しかし大学病院における高度歯科医療や、保健所における行政としての保健指導といった場面においても歯科衛生士の活躍がますます高まっています。卒業後の就職を見据え、歯科医療のすべての分野を体験することが必要だと考えており、在学中に様々な歯科医療現場を経験する「臨地・臨床実習」のカリキュラムを実践しています。

【事例】技工・衛生合同実習~マウスガード製作~

4.就職支援等への取組支援

本校では就職を徹底的にバックアップします。その中心となるのがキャリアセンターです。キャリアセンターでは、担任と連携をはかりながら学生一人ひとりに 合わせた就職のサポートを行います。業界との太いパイプを生かし、学校ならではの就職システムでこれまでにも多くの卒業生を医療の業界に送り出してきました。

キャリアセンターによる就職支援

● 企業・施設、業界団体との連携によるカリキュラム改善の取り組み

<産学連携教育実績>

<教育課程編成委員会(年2回実施)>
企業が求める人材要件(知識・技術・人間性等)を明確にし、企業・業界団体等の意見を活かし、必要となる最新の知識・技術を反映する場とし、次年度カリキュラムに活かしていく。

<委員派遣企業・団体>
教育課程編成委員名簿はこちら(PDF)
(2023年4月現在)

(5)様々な教育活動・教育環境

1.学校行事への取組状況

本校では、最新の歯科医療技術が学べる施設・設備や充実した教育ICT環境を提供しています。

● 様々な教育活動

● 教育環境

2.課外活動

● ボランティア活動

川崎市歯科医師会主催の「お口の健康フェア」、 品川区歯科医師会主催の「フッ素塗布事業」など

(6)学生の生活支援

1.学生支援への取組状況

● 学生相談センター

本校には、SSCと呼ばれるカウンセリングルームがあります。プロのカウンセラーが学生一人ひとりの相談に応じています。また、学園グループ全体で各校のカウンセリング環境をプロデュースしている滋慶トータルサポートセンター(JTSC)があり、同じレベルのカウンセリング・相談サービスを、所属校に関わらず受けることができます。

滋慶トータルサポートセンター
(JTSC)

● 医療・健康のサポート

提携医療機関と連携しての健康管理、年1回の健康診断実施のほか、在学中の診療や健康管理のサポートをしています。

提携医療機関・学校医
(慶生会クリニック)

● 学生寮、一人暮らしのサポート

提携の学生寮を完備しています。また一人暮らしのサポートをしています。新入生オリエンテーションでは親元を離れて生活する学生を対象に「一人暮らしセミナー」を実施し、防犯対策や健康管理についての講座を開いています。

学生寮・
ひとり暮らしサポート

● 障がい者支援 合理的配慮

全ての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現につなげることを目的とした「障がいを理由とする差別の解消に関する法律」(障がい者差別解消法)に則り、合理的配慮を提供します。

(7)学生納付金・就学支援

1.学生納付金の取扱い

卒業までに必要な学費総額を明示しています。その金額以外、年度の途中で追加徴収が発生しないしくみにしています。(海外研修費用は除く)

学費一覧

2.活用できる経済的支援措置の内容等

本校には、専門のファイナンシャルアドバイザーを設置し、学費納入に関するご相談に応じています。奨学金や教育ローンの活用方法や、返還についてお一人おひとりに合わせたプランを提供しています。

各種特待生制度・教育ローン

3.高等教育の修学支援新制度(授業料等減免と給付型奨学金)対象校

令和元年9月20日付で、本校は大学等における修学の支援に関する法律(令和元年法律第8号)による修学支援の対象機関となりました。
そして、令和2年9月11日付で、2020年度に引き続き、2021年度の入学生並びに在校生においても対象機関となりました。

高等教育の修学支援新制度について

(8)学校の財務

1.事業報告書

2.財務諸表(財産目録・貸借対照表・収支計算書)

3.監査報告書

(9)学校評価

1.自己点検・自己評価の結果

2.学校関係者評価の結果と改善方策

3.各委員会の構成

(10)国際連携の状況

1.留学生の受入れ・派遣状況

本校は、医療産業分野及び教育分野のグローバル化に対応するべく留学生の積極的な受入れやサポートに力を注いでいます。

留学生向け学校案内

2.外国の学校等との交流状況

本校は、ベトナム国立ホーチミン医科薬科大学と日本・ベトナムの人材育成を柱とした教育協定を締結しました。また、この協定に日本・ベトナムの8つの企業、歯科医療機関が賛同し、人材育成に関わる支援・協力をしていただいています。

(11)その他

1.その他の諸活動に関する情報

学校安全:防災訓練(年1回4月実施)、安否確認システム(メール・LINE)
保健対策:健康診断(年1回、学生4月・教職員7月実施)

2.学校運営の状況に関するその他の情報

<運営法人>
学校法人東京滋慶学園

<提携施設>
慶生会クリニック
本校の提携病院。学生割引制度により保険の範囲内なら個人負担はありません。

<施設認定>
日本スポーツ歯科医学会認定マウスガード研修施設(一般社団法人日本スポーツ歯科医学会)

<協力協定>
大田区災害時医療協力協定(東京都大田区)

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